リスティング広告の運用における
3つのメリットと2つのデメリット
リスティングメルマガ vol.5
みなさん、こんにちは。マーケティングデザインの廣見です。
前回は、リスティング広告が成功するための4つのポイントについて紹介しました。
簡単におさらいをしてみましょう!
①ホームページの重要性
リスティング広告の出稿前には審査があるので、ホームページの内容もチェックされます。またせっかくホームページに訪問したユーザーもホームページの内容が充実していないと、ホームページから離脱してしまう確率が高くなってしまいます。
②ユーザー像を明確にすること
ホームページに来て欲しいユーザー像をはっきりさせ、そのユーザーに向けて的確に情報を伝えることで、無駄な広告費を抑えることができます。
③リスティング広告の予算について
低予算から始める事が出来るリスティング広告ですが、割ける予算が低すぎると機会損失を起こし、欲しいユーザーの獲得につながらなくなってしまいます。
④目標(KPI)について
リスティング広告は結果が数字で出るため、しっかりと目標を決めることでPDCA(計画→実行→評価→改善)を正確に行うことにつながります。
リスティング広告を始めるにあたって事前に準備して欲しいポイントは理解していただけたでしょうか?
これまでリスティング広告の特長をお伝えしてきましたが、実際には「自分たちで運用できるか」という点はまだまだ疑問なのではないでしょうか?
今回は、リスティング広告を運用する際の3つのメリットと、2つのデメリットまでご説明したいと思います。いよいよこれから管理画面に入ってくるので運用者を目指して頑張りましょうね。
■リスティング広告運用時の3つのメリット
メリット1:無理の無い予算配分・無駄な広告費を抑えられる
リスティング広告は1回のクリックに対して課金されるシステムです。また、クリック単価は入札で決められるので、手頃な値段からスタートすることができます。
予算設定をあらかじめ設定することが可能なので、予算オーバーを防ぐことだってできます。
メリット2:リアルタイムで効果がわかる
リスティング広告の運用結果はインターネットさえつながる環境であれば、いつでもどこでも確認することができます。
・今、どのくらいの費用を使っているのか?
・広告が何回表示されて、何回クリックされ、何人が見学申し込み(予約)をしたか?
など、これらの数字を細かく確認することが可能なため、費用対効果をはっきりと把握することができます。
メリット3:広告の継続・停止が簡単にできる
「リスティング広告を始めたところ成果が良かったのでもっと広告を出したい」。
このような場合は、簡単にリスティング広告を継続することができます。
逆に、「効果があまり出ないのですぐに広告を停止したい」という場合や、「殺到してしまい対応できないから広告停止したい」などの場合も、すぐに停止することができます。掲載期間が臨機応変に、しかもとてもスピーディに対応できる点は、紙媒体にはない大きなメリットだといえるでしょう。
■リスティング広告運用時の2つのデメリット
デメリット1:出稿に手間がかかる
リスティング広告を行うときは、出稿の広告文の作成や管理を自分で行う必要があります。
効果的なキーワードの選出をはじめ、ユーザーにとって魅力的な広告文の作成を行わなくてはいけません。リスティング広告は、クリックされたときに費用が発生しますが、その費用をどこまで出すことができるのかの上限も自分で設定します。単価の設定を間違えてしまうと全く広告が表示されなかったりすることもありますので注意しましょうね。
デメリット2:定期的に管理する必要がある
リスティング広告の運用担当者たちは、「リスティング広告は生き物です!」と表現して説明をします。
それは、キーワードの単価や広告の表示順位などが日々変化するからです。定期的にアカウントへ訪問し掲載順位などをみながら管理をします。しっかりと手をかけて、愛を注いでアカウントを育てて行きましょう!
■まとめ
リスティング広告のメリットは、低予算で広告を出稿することができ、リアルタイムな費用対効果が確認できるところです。
しかし、運用する側にとってアカウント内容の修正や管理などは定期的に手をかける必要がありますし、また、リスティング広告を成功に導くためには、リスティング広告の特徴について理解していないと難しいと言えるでしょう。
でも、ご安心ください。リスティング広告だけでなく、何か新しいことを取り入れるときはメリットとデメリットはつきものです。メリットとデメリットをしっかり理解したうえで運用することが大切なのではないでしょうか。自分ひとりでできない場合は、私たち専門家がしっかりとサポートします。
リスティング広告について興味が出てきた!という方は、お気軽にマーケティングデザインまでお問い合わせください。
次回は、リスティング広告の出稿先である、グーグルアドワーズとヤフースポンサードサーチの違いについて説明したいと思います。乞うご期待くださいね。