リスティング広告に向いている業界と上手な活用方法 Vol.3

リスティング広告に向いている業界と上手な活用方法 Vol.3

リスティング広告に
向いている業界と上手な活用方法

リスティングメルマガ vol.3

みなさん、こんにちは。マーケティングデザインの廣見です。

前回は、検索画面に目立つ部分にホームページが表示される【上位表示】が大切だということと、リスティング広告の4つの特徴についてご紹介しました。

かんたんにリスティング広告のメリットのおさらいをしてみましょう!

1:「欲しい!」と思っている見込み客に直接アプローチできる!
2:利用者が多い有名サイトに低予算で広告を出すことができる!
3:低予算で始められる
4:今すぐ欲しい人以外にもアプローチし続けることができる!

このようにリスティング広告は、企業の形態や規模に関わらず広告出稿が可能なサービスです。

活用方法によっては、さまざまな利益につながる広告媒体ですので、ホームページやブログなど、インターネットで何らかの情報を発信している企業であればすぐに効果が得られると言っても過言ではありません。

今回のメルマガでは、リスティング広告のもうひとつの特徴についてお伝えしますね!

このもうひとつの特徴というのが「成功しているクラブ」と 「大きく失敗しているクラブ」の差でもあります。

それは「ターゲット層や地域を絞り込んで効果的に広告を出すことができる!」という点です。

リスティング広告と聞くと、もしかしたら実店舗を持たない通販サイトなどが効果的に活用できるのでは?と思う方もいるかもしれません。ですが、「スポーツクラブ」など地域密着型のビジネスこそ、リスティング広告を活用することで見込み客に効果的にアプローチすることができるんです。

それでは、どうしてリスティング広告が地域密着型のスポーツクラブに向いているのかを紐解いていきましょう。

■地域密着型ビジネスに向いている理由
その1 【配信地域の設定】
リスティング広告は配信したい地域を設定できる

リスティング広告は、北海道から沖縄まで(設定すれば海外も)の市町村を限定して配信できるエリア選定可能な広告媒体です。

スポーツクラブのように地域密着型ビジネスの場合、店舗がない市町村や都道府県へ広告が配信されても、まったくと言っていいほど意味がないですよね・・・。ですから広告媒体でエリアを選べなければ広告の意味がありません・・・。どんな広告を打つ際にも一番ポイントになってくる部分です。

例えば、このようなことはありませんか?

渋谷にあるスポーツクラブの場合、「渋谷限定で広告を出したいけれども、立川には広告を出さない」といった細かな場所の設定までできます。

リスティング広告は、広告がクリックされて初めて費用が発生する、「クリック課金システム」をとっています。見込みがないエリアは、そもそも広告を出さないという選択ができますから、無駄なクリックをされることもないため費用も発生しません。

このように、見込みがあるエリアにだけ出稿するという地域設定をすることによって、見込みの高いユーザーだけにしっかりとアプローチすることができるのです。

■地域密着型ビジネスに向いている理由
その2 【キーワードの設定】
スポーツクラブを探しているユーザーへ直接アプローチできる

どこのスポーツクラブでも、入会を考えている方や体験・見学を検討している見込み客にホームページへアクセスして欲しいと願っていますよね。

では、「スポーツクラブの入会や見学・体験をしたい!」と考えている方は、どのようにインターネットで情報を探しているでしょうか?

その答えは、ズバリ「探している方たちの生活スタイルやスポーツクラブへの通い方によって違う」です。曖昧な返答になってしまいましたが、ここでは探し方は三者三様という点がポイントなのです。

例えば、あなた自身がランチをするレストランを探す場合。検索エンジンでお店情報を探しませんか?新宿でランチのできるレストランを探すときには【新宿 ランチ】と検索しますよね。

スポーツクラブを探している見込み客も同様に、自分がスポーツクラブに通いたいと考えている地域名と掛けあわせて、スポーツクラブを検索しています。

例えば、新宿に勤めている方が会社帰りに通えるスポーツクラブを探すのであれば【スポーツクラブ 新宿】と検索します。

自宅が総武線沿線で会社から家までの帰りの路線範囲内で通いたいと考えていたら【スポーツクラブ 総武線】、自宅が三軒茶屋にあり、近くでスポーツクラブを探している方は【スポーツクラブ 三軒茶屋】と検索するでしょう。

少し地名から話題が反れますが、地名以外にもプログラム名やインストラクター名でのキーワードも同様に考えてみてください。

(例)
【新宿 ピラティス】【新宿 ホットヨガ】【新宿 水泳】
【渋谷 パーソナルトレーニング】【道玄坂 パーソナルトレーニング】【代々木上原 加圧】【三軒茶屋 女性専用 ジム】なども容易に考えられるキーワードの組み合わせになります。

いくつか例をあげたように、スポーツクラブを探している人たちの細かなニーズは違うけれども、共通しているのが『駅名や地域名』を掛けあわせて検索をすることです。

前回でも少し説明しましたが、リスティング広告では広告主側がキーワードを決めることができます。キーワード数に制限がないため、自身のスポーツクラブの近辺の地域名や駅名・路線名などを必要な分だけ設定することができ新規顧客に繋がる可能性が高いユーザーをホームページへと呼びこむことが可能になります。

■地域密着型ビジネスに向いている理由
その3 【ダーゲット層の設定】
呼び込みたい年齢層・性別を設定できる

リスティング広告では、広告を出したい方の「年齢・性別」を設定することができます。

例えば、女性専用のスポーツクラブだった場合、男性が検索したときに広告が配信されても意味がないですよね?

このような場合、女性のみに広告を配信するように設定をすれば、無駄な広告配信は抑えることができ、且つ、見込み客である女性へ積極的にアプローチできます。性別と同様に、年齢層の設定をすることもできますよ。スポーツクラブの戦略に沿って、若年層の集客がしたければ20~30代の女性だけに配信することも設定可能なのです。もちろん、50~60代の男性をメインに、リスティング広告の出稿をすることだってできます。

■まとめ

リスティング広告はインターネット上の広告のため、地域密着型の業界は向いてないのでは?と敬遠されがちです。

しかし、リスティング広告は

・【配信地域の設定】リスティング広告は配信したい地域を設定できる
・【キーワードの設定】スポーツクラブを探しているユーザーへ直接アプローチできる
・【ダーゲット層の設定】呼び込みたい年齢層・性別を設定できる

ため、無駄のない媒体だといえるでしょう。このように、リスティング広告の特長を理解していれば、地域密着型こそ有効活用できる広告媒体だと考えられますね。

次回は、リスティング広告を始める前に知っておくと広告効果が高まる秘密の方法をお伝えしますね。