みなさん、こんにちは。インターンの廣田です。
現在、働き方改革や出入国管理法改正案の議決、経団連の就活ルールの廃止など働く環境がどんどん変化しています。
しかし、それら改革によってどのような影響があるのか実際に働いている人は理解できているのかが気になりました。
なので今回は最近よく耳にする「働き方改革」について書いていきます。
働き方改革を簡単にまとめるとこんな感じです。
つまりは労働環境を整備することにより、生産性の向上や一人ひとりの状況にあわせて働き方の選択ができるようにしようというものです。
しかし、なにを行うかは各企業に任せられているため、企業により差があります。
多くの企業で取り入れられている制度は
・出産・育児休暇
・時短勤務制度
・労働時間の削減
・フレックスタイム制
・テレワーク(在宅勤務) などです。
働き方改革関連法案で、2019年4月より年間有給休暇の消化日数が5日未満の従業員には、企業が有給休暇を取得するべき日を指定することが義務付けられました。
2020年までに有給休暇取得率を70%を目標としているので、今後有給の取りやすくなる企業は増加することが予測されます。
長時間労働の是正により残業時間が減りプライベートの時間が確保できるようになるでしょう。
長時間労働による自殺なども問題となっているので取り締まりがだんだん厳しくなっています。
長時間労働を減らすために「○時でオフィスを消灯する」や「パソコンが使えなくなる」、「ノー残業デーを徹底させる」などの対策を行っている企業もあります。
働き方改革は生産性向上を目的としているので、余計な残業が削減されることにより、収入も減ります。
人によっては大幅に収入が減る可能性があります。
残業時間の規制を行うだけでは、仕事が終わらない人が必ず出てきます。
その場合、仕事を持ち帰って行わなければならない可能性があります。
ユニークな制度を取り入れている企業を紹介したいと思います。
ワヴデザイン株式会社は「11ヶ月働いて1ヶ月休む会社」という制度を行っています。
より多くの経験(インプット)をして、より良いデザイン(アウトプット)をする。
そしてより良い仕事をして、充実した人生を送る。
メンバーが得た経験は、そのまま会社の成長に繋がります。
そのために会社としてできることには、出来る限り挑戦していきたい。
と言う考えをもとに2012年よりスタートしたそうです。
ブラジルの1年のうち30日連続で有給休暇が取得できるバケーション休暇にとても似ていると感じました。
sansan株式会社はユニークな制度がたくさんあります。
他の企業で見たことのある制度もありますが、名前が工夫されていてすごく面白いと思いました。
Know Me
「他部署」で「過去に飲んだことがない人」と「3名まで」であれば、飲食費を1人につき3000円まで補助する制度。
強マッチ
社員一人ひとりの「強み」のワークショップを実施する制度。
テランチ
社長(寺田)と社員数名でグループランチする制度
よいこ
より良いCommunityを作るために必要な各種施策を、社員が自主的に企画できる制度。
(会社から活動費用が一部補助あり)
イエーイ(在宅勤務制度)
在宅勤務を選択できる制度。
どにーちょ(出勤日振替制度)
平日の出勤日を土日に振り替えることができる制度
H2O(近隣住宅補助制度)
表参道駅・渋谷駅から2駅以内に住んでいる社員に対し住宅費用を会社が補助し、通勤時間短縮を支援する制度。
たくさんの制度の中から7つを抜粋しました。
H2Oは多くの企業である住宅補助の制度なのですが名前が「Home 2駅 Omotesando」の略でとても面白いと思いました。
ZOZO TOWNを運営する株式会社ZOZOは「ろくじろう」という制度を行っています。
ろくじろうは朝9時から15時まで、6時間の労働のみで仕事を終えるという制度です。
日本人は働きすぎという考えで導入された制度で、6時間のみの労働でも、8時間の給料がもらえます。
効率よく仕事を行う必要があるので、生産性も自然とあがりそうですね。
W杯・オリンピックなどのビックイベントの度に適用される「サッカー休暇制度」です。
日本の試合結果に合わせ、当日または翌日が臨時休暇になったり、日本が決勝トーナメントに進出した場合は日本戦翌日が無条件で休暇になるという制度です。
東京オリンピックの際は大盛り上がりしそうですね。
このようにバラエティー豊かな制度がたくさんあります。
同じような制度でも名前がユニークだと社員の利用度もあがりそうですね。
残業や休日出勤など所定外の労働時間を貯蓄し、有給休暇などに振り替えて利用できる制度です。
完全成果制を導入している企業が多いです。
在宅勤務など働く場所や、労働時間も完全自由ですが、成果が伴うことが必須です。
1日の労働時間を延ばす代わりに週の労働日数を少なくできる制度を導入する企業があるそうです。
マーケティングデザインの人はどんな働き方をしているのか見てみましょう。
営業職 18時間(平均55.94時間)
総務・経理 0時間
制作職 44時間(平均59.99時間)
広告代理店の平均残業時間は78.6時間なので非常に短いことが分かります。
(VOKERS働きがい研究所 https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_4)
56.8%
(広告代理店30.04%)
社員さんの中には有休消化率が100%の方もいました。
有給休暇が非常に取りやすい環境です。
(VOKERS働きがい研究所 https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_2 )
出産・育児休暇
テレワーク(在宅デー有り)
セールスフォースを中心にテレワークが可能な環境を日々構築中です。
今後も在宅ワークの方を採用していく方針です。
CRM、SFA、MA、Quipなどによる生産性の向上
その他の部分については次回の記事で詳しく説明していこうと思います。
事業内容
私は自分の興味のあることでないと続かないと考えていたので、事業内容は特に重視していました。
広告業界を志望していたので、それ以外はあまり見ていませんでした。
自分のイメージと実際が違うこともあるので、インターンシップや会社説明会に参加してイメージとのギャップがないかを見ることはとても大事だと思います。
人
会社の人が全員が合う人ということではなく、目標になる人や尊敬できる人がいる企業を選んでいました。
なので、知り合いの方に頼んでOB訪問したり、座談会に参加したり、インターンシップに参加したり企業の人とたくさん話す機会を作っていました。
研修制度
研修がしっかりしていない企業では成長できないと思っていたからです。
社会人としての土台をしっかり作ってくれる企業がいいと思っていました。
人によって重視することは違うので参考になるかはわからないですが私はこの3つを重視していました。
バイトしているとき自分にとってなにが大切だったかであったり、続けていた理由などを考えると何を重視したらいいかがみえてくると思います。