みなさん、こんにちは。SNSコンサルタント兼鉄道カメラマンの中嶋です。株式会社中島商店の代表取締役をしています。
今回はSNSで使える写真の撮り方について、プロのカメラマンとしてのポイントをお話していきますね。
僕は、鉄道写真家なので鉄道写真で説明しますが、撮影する被写体は何でもかまいません。機材もこだわりません。スマートフォンでもタブレットでも撮影できるものがあれば何で撮影してもOKです。
高価な一眼レフカメラとガラケーでは映りの違いはありますが、<構図>はカメラに左右されませんからご安心くださいね。ここでは、誰でも簡単に取り組めて、しかも上手に見える写真の<構図>について説明します!
それでは、今回も始めていきましょう。
~この記事は、SPORTEC 2015で開催した「Facebook、Twitter、Instagramのアクセスが上がる写真の撮り方~プロしか知らないマル秘テクニック~」というセミナー内容をもとに、Web用に再編集してお届けしています~
写真撮影の極意は「主役と脇役」。何を撮りたいのか考える
写真撮影の誰でもできるテクニックのひとつに「主役と脇役を決める」というのがあります。
私が撮影した写真で説明していきますね。
この左側の写真は列車が主役で、山が脇役。反対に右側は山が主役で列車が脇役になります。要は、主役をしっかりと目立たせて、「何を撮っているか」が分かるように撮影するのが大事です。
主役と脇役を決めることによって、写真の構図が自然と決まってくるようになります。
写真撮影が上手くなる写真の構図について
1)写真の四隅をつなぐ対角線上に主役を配置する
写真の構図のバランスの良いところは、写真の四隅から少し内側にある4つの点です。そこに主役を配置するとバランスの良い写真になります。
一般的に「日の丸構図」と呼ばれているど真ん中に主役を配置する方法も分かりやすくて簡単ではありますが、本に載せる写真は、こういった対角線上にある4点に主役を置いて写真を撮る場合が多いです。
▲この場合はレストラン列車の入り口。レトロなランプを主役に撮影しました。
▲この写真も同じく、対角線上に主役と脇役を置く構図。左奥の列車が脇役で、右手前のもみじが主役になっています。
対角線に主役と脇役を配置すると、自然と綺麗に構図が決まるので参考にしてみてください。
2)撮影したいものから“引いたり、寄ったり”してみる
最後に、撮影したいモノから、引いたり(距離をおいて撮影すること)、寄ったり(近寄って撮影すること)してみましょう。近寄って撮影した方が良い場合もありますし、全体像があったほうが良い場合もあります。
例えばスポーツクラブでしたら、一生懸命取り組んでいる方の表情を切りとるのも良いと思いますし、たくさんのお客様が来店していてにぎわっている様子を撮影するのも良いと思います。施設の写真も、引いたり寄ったりするだけで、伝えたい情報が変わってきます。
ですので、構図を考えて、遠くから撮影したり近くから撮影したりと、自分なりに何枚か撮影して、そのなかで一番良いものを選びましょう。
プロはたくさん写真を撮影して、そのなかから奇跡の1枚を選んでいるんです。
いかがでしたでしょうか? 私はSNSコンサルタントとして、鉄道写真家として活動していますので、その視点からSNS運用について話させていただきました。
ぜひこの記事でお伝えした方法を取り入れて、同じ興味、趣味や目的を持つ仲間たちと楽しく情報を交換してください。SNSは相互にコミュニケ―ションがとれる場所ですので、相手の気持ちを考えながら楽しく運営していきましょう!
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。(株式会社中嶋商店 代表 中嶋 茂夫)
中嶋茂夫 オフィシャルホームページ https://nakajimashigeo.com/