こんにちは!マーケティングデザインの廣見です。
検索広告やリスティング広告を運用していると『リスティング広告や検索広告は1回設定したらもう終わりですよね?』『毎月、何かやることあるんですか?』という質問を受けることが多々あります。
では実際に費用対効果を向上していくために、多くの集客を行うためにどのような事を行う必要があるのか?をお伝えして参ります。
検索広告は日々変化している
これは、Googleの資料ですが検索語句が3語以上の割合が54%、今まで世の中に無かったキーワードというのが毎月20%以上、入札キーワードと一致しない検索語句は70%以上もあるということが分かっています。
つまり、お客さんというのはこちらが想定していないキーワードで日々検索をしてくるということです。
このように、検索語句は日々変化をしていることから、私たち運用者の中では『リスティングは生き物』という表現をよくします。
そのため、常に部分一致で広めに設定しているキーワードの中からお客様が検索した語句を拾いつつ、申し込みに繋がっていない無駄なキーワードを削除し、無駄なキーワードには広告が出ないようにしていく設定が日々重要になります。
無駄なキーワードを停止する
問い合わせや申し込みが多かったキーワードに対して予算を多く配分して逆に申し込みが少ないキーワードに関しては広告を出さないように、キーワード自体を停止したりすることは、無駄な予算を使わず、目標の顧客獲得単価に近づけるために重要な検索広告のPDCAになります。
そして、キーワードの管理に加えて次にポイントになるのが広告が掲載される順位です。
キーワードの掲載順位を把握する
例えば、検索順位が1位になったらコンバージョンは9倍だけれども2位に下がることで9分の1になることは珍しくありません。
また、上記の表から平均掲載順位が3.1位の場合はコンバージョン単価が10,414円ですが、2.1位は3,523円と掲載順位が上がるとコンバージョン単価も下がっていることが分かります。
そのため、どの順位に広告を出すか?ということも重要な改善ポイントとなってくるのです。
検索広告の管理画面を確認すると、自分達のリスティング広告が何位で掲載されているかをキーワード毎に確認することができます。
これが、1位、2位、3位のときに申し込みが大きく変わるのであれば入札単価を引き上げて掲載順位が高く掲載されるように設定するなど日々の設定が重要になります。
申し込みに繋がる年齢層や時間帯も把握する
そして、高価価格帯サービスの場合によく行うのが年齢層の除外設定です。
例えば、価格が30万~40万パーソナルトレーニングの場合、申し込みが多い割合の年齢層が25歳~34歳、35歳~44歳、45歳~54歳が多くなっています。
申し込みが少ない15歳~24歳や55歳~64歳、65歳~74歳には広告を出稿しないという設定も行うことができます。
このような形で改善を図っていきPDCAを回し続けることで目標の申込数に達成するというプロセスを回せるのが、分かりやすい検索広告になります。
まとめ
ユーザーが検索するキーワードは日々変化するため、それに対応するためリスティング広告も常に対応しなくてはなりません。
・ユーザーが検索をしたキーワードから、コンバージョンに繋がっていないキーワードを除外設定を行う
・コンバージョンに繋がっているキーワードを追加する
・広告の掲載順位が低かったら単価を上げて上位表示させる
・掲載順位が高くクリック単価が安定しているなら入札単価を下げクリック単価を下げる
このように、PDCAを繰り返し行っていきます。
一度設定したら終わりではなく、日々のPDCAが目標の顧客獲得単価に近づける近道となります。
ご不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。最後までお読みいただきありがとうございました!(廣見)