皆さま、こんにちは。マーケティングデザインの廣見です。前2回はWeb集客の導入までの過程をお伝えして参りました。
今回はお待ちかね、実際にどのように改善して効果を高めたのか?についてお届け致します。
本ブログの内容はSPORTEC2017にて公開した内容に基づいて作成させていただきました。
まずは、目標を設定して、目標に向かって取り組む
広告を出すときに、まずは目標とするゴールを設定しました。目標があることで、経営戦略を立てやすくなりますし、そのうえ、広告効果の良しあしの判断材料になるからです。
弊社の場合、単価の高い商品を扱っていることもあり、顧客獲得単価は30,000円とし、月の目標集客人数は50人としました。
実際の反響を徹底公開!
リスティング広告とランディングページを見直して、反響は17倍に!
実際にどのような施策をしたのかというと、リスティング広告とLPの見直しです。上の表の
【期間A(6/1〜1/18)】と【期間B(1/19〜2/15)】を比較すると、広告費はほぼ同等にもかかわらず、お申込み数が17倍も変化したのです。
【期間A(6/1〜1/18)】の特徴としては、Webの閲覧数はたくさんあったもののお申込数はわずか。その一方で、【期間B(1/19〜2/15)】はWebの閲覧数自体は少ないもののお問い合わせの数がぐんと増えました。
つまりマックヒルズが担当する【期間B(1/19〜2/15)】は、意欲の高い申し込んでくれそうなお客様が集って、そして申し込みに至ったことが分かります。
お問い合わせ数は上がり、一人当たり広告宣伝費は減少
1月は10日間ほど広告を運用しました。すると、春に向けて右肩上がりでお申込み数が上がっていくのが分かります。
この結果を見て、広告運用されている方でしたらもしかしたら「広告費をかけているだけじゃないの?」と思う方もいらっしゃることでしょう。
しかし実際は、広告宣伝費は削減しているのです。
当社が担当した1月は、一人当たり広告宣伝費は29,364円でした。それが、6月になるころには17,592円まで削減したのです。
この時点で弊社の顧客獲得単価の目標は一人当たり30,000円でしたから半分近くまで下がっていることが分かります。月当たりの目標お問い合わせ数は50件でしたから、そちらの獲得人数まではもう一息ということも分かりました。
まとめ
今回は、モアレジーム様の広告の反響についてお話しいたしました。同じ広告予算をかけても反響は17倍になり、そして顧客獲得単価は減少していることがおわかりになったかと思います。
広告を出稿するときは、後で良し悪しの判断が付くように目標値も設定して、そこに向かって様々な施策を考えていくことも、少しご理解いただけたかと思います。
Web集客には、統計的にお申込みにつながる数字が明らかになっています。100人のWeb閲覧者数がいれば1人~5人がお申込みにつながる計算です。(1%~5%)
この数字まで到達しなければ、広告を見てもらっている人がターゲットとずれているのか、あるいは、ホームページやランディングページの内容に問題があることを疑ってみてください。
では、次回は、実際にどのような修正や改善を行っていったのか、見て分かる具体的なデザインの話なども詳細にご説明していきます。次回もお付き合いくださいね!(廣見)
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