チラシデザインのよくある悩みに「キャッチコピーはどういうのが良いか?」というものがあります。チラシはキャッチコピーが重要です。目的や内容に合わせて考えていく必要があります。皆さんも色々と悩んだ経験があるのではないでしょうか。この悩みをスッキリさせたいですよね。
そこで今回は、2つのキャッチコピーの作り方について事例を紹介しながらお話したいと思います。
キャッチコピーはどうやって考える?
キャッチコピーは大きく2つに分けられることをご存知でしょうか?
1:「どこに何を」「誰に何を」を重視したコピー
2:「感覚や雰囲気」を重視したコピー
この2つの考え方をポイントとして抑えておくことが大切です。
早速1つ目の「どこに何を」「誰に何を」を重視したコピーについて具体的に見ていきましょう。
どこに何をのパターン
次の画像を見てください。
これはフィットネスのオープンチラシです。
「どこに何を」をしっかりと取り込んで作成していますが分かりますでしょうか?
吹き出しにも書き出していますが、答えは
「どこに」=北千住西口にで
「何を」=24Hのフィットネスクラブを です。
特にオープンチラシでは、「どこに何を」の他にも、「いつ、どういった料金でどういったサービスを展開するのか」という明確な情報をしっかりと盛り込むことが大切です。
誰に何をのパターン
次は「誰に何を」のパターンで作成したチラシの事例です。
「誰に」=ダイエットや肩こり、腰痛にお悩みの方で
「何を」=フィットネスでお悩みを解消できますよ
という構図で作られています。
このように「どこに何を」か「誰に何を」のどちらかをキャッチコピーにしっかりと盛り込むことで情報が明確に伝わる紙面に仕上がります。
チラシを見る側からすると、言われなくても分かる、当たり前のことだと感じるかもしれません。
しかし実際にチラシを作るという立場になった時は、意外とこのポイントを忘れてしまっていることがあります。そうならないために基本のポイントとして抑えておきましょう。
感覚や雰囲気を重視したコピー
続けて2つ目の「感覚や雰囲気」を重視したコピーについてお話したいと思います。
1つ目の「どこに何を」「誰に何を」と比べると「感覚や雰囲気」を重視したと言われると説明しづらかったり理解しづらいものだと思われるかもしれません。
どんなものかと言いますと
カッコイイ、楽しそう、涼し気など感性に訴えかける紙面に向いています。
これも具体的な事例を通して見ていきましょう。次の画像を見てください。
ありふれたキャッチコピーだと思います。
英語ですし抽象的な単語でそこまで分かりやすい、読みやすいキャッチコピーという訳ではありませんがビジュアルの雰囲気にシンクロさせることでインパクトを与えることが出来ます。
もう1つ「感覚や雰囲気」のパターン事例を紹介しましょう。
まとめ
今回は、2つのキャッチコピーの考え方について事例を紹介しながらお伝えさせていただきました。繰り返しになりますがキャッチコピーは2つのパターンがあります。
1:「どこに何を、誰に何を」のパターンは
新店オープンや新プログラム訴求など明確な情報を伝える場合に向いています。
2:「感覚や雰囲気」パターンは
感性が豊かな女性や若い方への訴求や、ブランド戦略などに向いています。
皆さんが扱う目的や内容に合わせてキャッチコピーを使い分けていただけたらと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(税所)