皆さまこんにちは、マーケティングデザイン制作部の藤林です。
2回にわたり、配色・写真の効果的な使い方についてお話しさせていただきました。
しかし、せっかく目に止まるチラシであっても、お客様に実際にお問い合わせや見学など、
行動を起こしていただけないと意味がありませんよね。
人は「得したい」「損したくない」と思った時、行動すると言います。
「お正月太りしたし、運動しないと…」と思いつつも、行動に移すのは億劫…という方は多いと思います。
そんな時、「今なら入会金 半額!」「20名様限定プレゼント付き!」といった
行動の意欲を刺激するようなお得なキャンペーンは効果的と言えます。
魅力的なキャンペーンがあるなら、チラシの中でも最も目立たせたい部分ですよね。
今回は「目立たせるデザインとは?」についてお話しさせていただきます。
「目立たせる」とは読み手の視線を誘導することで、様々な方法があります。
ここではその一部をご紹介いたします。
●色で目立たせる
一般的に暖色で高彩度色が誘目性が高い(=人目をひく)と言われます。
赤や黄がそれに当たり、キャンペーン情報で使われることが多い色です。
●レイアウトで目立たせる
「はみ出す」「ずらす」「パターンやリズムを崩す」など。
違和感を感じるところに人は無意識にひかれます。
●写真で目立たせる
人は「顔」に対して反射的に注意が引きつけられるそうです。
また、顔の目線の方向や指差した方向も気になりませんか?
これらを使った、東大阪市の総合フィットネスクラブ、
八戸ノ里フィットネス様のチラシをご紹介いたします。
キャンペーン部分は白背景に高彩度のオレンジ、とシンプルですが
キャッチコピーに合わせ全体的に暖色系にしたメイン部分と対比して目がいくようにしています。
また、「変身」の文字が少し出ている部分に違和感があり気になったり
モデルさんの目線と手がキャッチコピーへ誘導しています。
ここまでで、何かお気づきになりましたでしょうか。
そう、「反射的」とか「無意識」といったキーワードです。
「なんとなく見ている」ことが多いチラシやWebだからこそ、
「反射的に目がいく」ことは大いに使えます。
たくさんのメディアに接しているお客様に気づいてもらうために、
魅力的なキャンペーンは「目立たせテクニック」を上手に使い、注意・関心を引きつけましょう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
お問い合わせはお気軽にご連絡ください。(藤林)