明日からのみなさまの集客活動のヒントとして、ぜひ参考にしていただければと思います。
マーケティングデザインでは、スポーツクラブ業界の広告活動に特化し、チラシの制作やweb広告の運用管理まで、さまざまなノウハウを蓄積してまいりました。そこにはスポーツクラブ業界ならではの特徴や集客のヒントがあります。
広告媒体の最適な配分を導くために、独自のアンケートを実施
マーケティングデザインでは年に数回、スポーツクラブに通うお客様、エンドユーザーに向けた定期的なアンケートを実施しております。アンケート結果から消費者の動向を読みます。エンドユーザ4,331人に対して「スポーツクラブに入会(を検討)する際に、きっかけになった情報」の調査を実施しました。
三大媒体比較
弊社では「Web」、「チラシ」、「紹介キャンペーン(口コミ紹介)」を三大媒体と呼んでいます。こちらはそれぞれの入会率を比較した表になります。スポーツクラブ入会のきっかけになった情報として、「どのような広告媒体を見て入会を検討したのか」、年代別に調査した結果をご覧ください。
データを読みとるとエンドユーザーの約7割~8割の方が、この「Web」「チラシ」「紹介・口コミ」の3の媒体から入会されていることが分かっています。Web、チラシで販促しながら紹介キャンペーンの実施をしっかり行えば、7割方集客ができていると考えてよいと思います。
では、この三大媒体のそれぞれのグラフをご覧ください。
Web
ピンク色の棒グラフが2016年。濃いピンク色の棒グラフが2017年を表しています。20代に関しては母数が非常に高く、統計的にWebを見てスポーツクラブに入会する方が明らかに増えています。また、60代に近づくほど右肩下がりな傾向がお分かりになっていただけると思います。つまり、Webからの入会は20代が多く、60代は少ないということが分かります。
チラシ
チラシは明らかに年代に対して上がれば上がるほど割合が増えています。2016年と2017年の比較という観点で考えると、40代は横ばい、その他の年代はやや減少傾向にあります。
紹介・口コミ
次に、紹介・口コミキャンペーンです。Webやチラシと比べると少し違う傾向がみられます。
年代別に見ても大幅に大差はありませんが、どの年代も安定して高い数値を出しています。これは紹介・口コミの強みでもありますので、この紹介キャンペーンをうまく運用しないと20%〜25%ぐらいの機会損失をすると言っても過言ではありません。
年代別入会経路
それでは次に、年代別の入会経路をご紹介いたします。まずは20代、30代、40代の若い層に対しての傾向をご覧ください。赤色の棒グラフが女性、青色が男性です。
やはり若い年齢層はWebからの入会が非常に伸びています。紹介も根強い傾向が見られます。
では、30代はどうでしょう。
30代になると、着目していただきたいのがチラシです。女性で18.4%。20代女性は11.5%ですので、30代はまだまだチラシの可能性を秘めている結果です。
40代になると、チラシは29%ですのでWebを超えています。40代を超えると、Webよりチラシの方が見られている傾向だと言えます。
50代は、引き続きチラシが非常に伸びています。チラシは中高年の方へのアプローチとして外せないことが分かります。
6o代になると、Webはさらに減少し、チラシがさらに伸びています。紹介も根強い傾向が見られます。
こどもの有無による入会経路の比較
こちらはお子さんのいる世帯とお子さんのいない世帯に対してアンケートを取らせていただいた結果です。
注目していただきたいのは、チラシです。子どもがない世帯に関しては、16.6%の回答に比べ、子どもをお持ちの世帯の方は24.3%という回答をいただき、圧倒的な差がでました。つまりお子さまをターゲットにした集客活動というのは、チラシは非常に重要ということです。短期教室をされるクラブ様は、チラシをと打たれる施設が多いと思います。引き続きチラシでの戦略が有効だと推測できますので、集客活動に取り入れてみてください。
まとめ
今回ご紹介したデータは、公開データです。こちらからダウンロードして、詳細をご確認ください。皆さまの店舗においても検証していただく材料にしていただければと思っております。詳細はこちらからダウンロードいただけますので、集客のヒントとしてお役立てください!(細野) https://www.goodsalespromotion.jp/sports/download/admission/
▼このブログの内容を話しているセミナー動画はこちらからご覧ください▼