みなさん、こんにちは。マーケティングデザインの宮葉です。皆さんの施設において、紹介キャンペーンを行うときにどのようなツールを使って実施していますか? 今回のブログでは、スマホを使った告知方法で、一人の方が複数のお知り合いを紹介することを目指す方法をご紹介します。これにはまず、1人の会員様が複数の方々に紹介できる状況を、こちら側が用意してあげる必要があります。
SNSを上手に活用して、紹介キャンペーンを実施する
近年、多くの企業がSNS、特にLINEを使ったクチコミ紹介を導入するようになりました。SNSでの運用方法をお伝えする前に、なぜクチコミにLINEが選ばれるのか、まずは年齢別に分けた対象ユーザーから見ていただきます。左からFacebook、Twitter、LINEの順でグラフを並べました。
facebookの年齢別ユーザー数
フェイスブックは、10代は人口比率約25%の利用率、20代で61%、それから30代で39.9%、40代、50代、60代と段々右肩下がりになる傾向です。
Twitterの年齢別ユーザー数
ツイッターにおいては、10代20代が圧倒的に多く、30代が約21%、40代で約14%とかなり下がっています。60代ではたったの2.7%です。
LINEの年齢別ユーザー数
グラフを見ていただくと多くの企業が紹介告知に起用しているLINEは、平均的にユーザーが多いことがわかります。10代が77.9%、20代は90.5%と最も多く、30代で69.8%、40代は63.4%、50代は37.3%、60代においても11.3%を占めています。
では、「LINE@はじめました」このようなマーク、見たことありませんか?
LINEは自社のLINEアカウントを作成して、ホームページなどで告知することで、「お友達ユーザー」を増やすことができます。また、会員登録していただいたユーザーに対して、スマホ上で回覧板のようにキャンペーンの案内ができ、一括して会員に向けて配信することができる面では、紙面告知に比べると、紙媒体の制作費や配る労力は軽減できるといえます。(※ただし、連絡網として使う場合、紙面告知と同様、一対一の情報公開になります。)
LINEを使った紹介キャンペーン例
次に、LINEを使ってどのような紹介キャンペーンを仕掛けているか、少し例をあげてご紹介いたします。
上の画像はカード会社で実施しているLINEを使った紹介キャンペーンです。アイコンで表示されているように、LINEとEメールから簡単に申し込みができるお友達紹介キャンペーンです。ホームページ上に設置してあるボタンをクリックすると申し込みができて、お友達が入会すると紹介者に特典がもらえるという仕組みです。
次に、QRコードを利用した紹介キャンペーンの紹介です。
上記の画像にあるように、QRコードにアクセスしてもらうと、お友達に紹介キャンペーンのメッセージを送れる画面に移動します。「紹介券」を受けったお友達が入会された場合、紹介した方とお友達にも特典が渡されるようになっています。
紹介メッセージは、LINE、メール、Facebookに投稿する、QRコードを送付する、などからから選ぶことができます。このときLINEを選択したすると、紹介できそうな全てのお友達にチェックを入れて一斉送信する機能が備わっています。
つまり一対複数といった紹介が可能なのです。多くの企業が紹介告知にLINEを採用している理由がここでお分かりいただけましたね。
紙面告知とSNS紹介告知の併用して紹介キャンペーンを展開する
スマホを使った紹介キャンペーンをお伝えしてきましたが、50代、60代の年代層においては、紙媒体でのアプローチもまだまだ有効的です。
紙面告知とSNS紹介告知、この両方を併用してアプローチしていくことがさらに有効的なのです。
まとめ
今回のブログでは、今からでもすぐに始められるスマホを使った紹介キャンペーンのご紹介をさせていただきました。効果的な販促を継続していくためには、ユーザー年齢層を考慮した販促活動をしていくことが大切です。
より効率良く、より効果的な集客のために、ぜひSNSを活用した紹介キャンペーンを皆様の集客の参考にしていただければと思います。 (宮葉)
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