みなさん、こんにちは。マーケティングデザインの宮葉です。前回のブログでは「スポーツクラブのWeb集客における効果的なPDCAの回し方」をご紹介いたしました。その際に、実はWeb集客で効果が出ないのはホームページの影響があるかもしれないとお話させていただきました。
ホームページは見られているのに、申し込みにつながらないのであればホームページを見直すことが重要です。
皆様が、リスティング広告から最大の効果を得られるためには、会社案内のようなホームページでは難しいかもしれません。
このような現状をふまえて、マーケティングデザインではリスティング広告の効果を最大化するために、ホームページではなく販売に特化したサイト「ランディングページ」をご紹介いたします。
では一体ランディングページとは何か?
ご存じの方も多いと思いますが、ランディングページとは「販売に特化したページ」のことです。「ランディグ」を直訳すると「着地」という意味。つまり、検索しているユーザーがサイトに来たときに着地するページ、最初に見るページのことをいいます。このページを改修することで契約に至る確率が変わります。
ではどうしたら契約に結び付くランディングページになるのでしょうか?
問題は、見込みの高いユーザーがランディングページを見た瞬間に、「欲しい!」「気になる!」「もっと知りたい」「契約したい」と思わせる内容になっているかどうかなのです。
スポーツクラブの広告担当者の方は、新聞折り込みチラシでの集客が得意な方が多いのではないでしょうか。チラシには一番訴えたいことを一番目立つように記載して、チラシを見た瞬間に「いいな!」とインパクトを持たせるように作りますよね。実は、このチラシの作り方こそがランディングページを作る上で一番のヒントになるのです。
では次にチラシとランディングページの共通点を探ります。
チラシから考える最もシンプルなランディングページの作り方
こちらのチラシは今回のランディングページの記事を書くにあたって、ダミーで用意したものです。
チラシを作るときは、表裏の限られたスペースを使って、いま伝えるべき施設の強みを凝縮して入会促進の目的で作っています。
例えば、
・見た目のインパクトがあるか
・入会条件はいい条件を提示しているか
・キャッチコピーはお客様の興味・関心・魅力を感じるフレーズになっているか
・文字の大きさは高齢者の方にも見やすい大きさか
など、細部まで気を配って制作します。
これはランディングページにおいても同様です。チラシを作るときも、ランディングページを作るときも、目的は「入会したい!」と思ってもらうこと。自社と競合を比較したうえで、自社の強みを最大限生かして制作しましょう。
ランディングページのイメージとは?
ランディングページのイメージをご紹介いたします。上の画像の右側に長い一枚のページがあります。キャッチコピーやサービス、入会特典などの重要な情報を冒頭に記載し、その後ぐんぐんと読み進めて、最後に「入会フォーム」にたどり着くという流れで作られています。
ここでの制作のポイントがあります。見込みの高いユーザーがグーグルやヤフーで検索してホームページに来たときに、最初に目に入る部分を「ファーストビュー」といいます。このファーストビューは、いわば「一等地」。来てくれた方全員が必ず目にする部分ですので、興味関心を引くためのキャッチコピーやサービス紹介、入会特典などの重要な情報はすべてここに記載しましょう。
ファーストビューのデザインはチラシと同様にインパクトを持たせるように制作しましょう。
このように入会を目的として計画的に情報をまとめて、申し込みを促しているのがランディングページの特徴です。
パソコンとスマートフォンでレイアウトを変えて、それぞれ見やすくデザインする
次に、パソコンやスマ―トフォンで見たときにどのように見えるのか確認します。先ほどのチラシの画像をはめてダミーで制作してみました。
スマートフォンにはスマートフォン用のレイアウトを用意して見やすい配慮を行っています。なぜなら、パソコンの画面がそのまま小さくなったランディングページですと文章が読みにくいためです。
仮にチラシで考えてみましょう。チラシの場合は高齢者でも読みやすいように文字の大きさに配慮しますよね。ホームページやランディングページも同様に、ユーザーがスマートフォンで見ているのか、パソコンで見ているのかを考え、見る人の立場に立って「見やすい・分かりやすいページ」を意識して制作します。
まとめ
いかがでしたか? 今回のブログではスポーツクラブのランディングページはチラシの作り方と考え方が似ている点をお話しいたしました。
・ファーストビューにインパクトがあるか
・キャッチコピーはお客様の興味・関心・魅力を感じるフレーズになっているか
・スマートフォンでも見やすい配慮はあるか
などを注意して、ランディングページを見直してみてはいかがでしょうか?
次号もランディングページに関係するコンテンツをお届けいたします!(宮葉)
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