その共通点とは、ずばり広告予算が少なすぎることです。リスティング広告の予算は最低でも5~10万円はかけていかないと反応を得ることは難しいでしょう。
この記事ではリスティング広告の広告効果を最大化するために、どうして予算が少なすぎるとうまくいかなくなるのか広告代理店の立場からのアドバイスをさせていただきます。
~この記事は、2016年4月に開催した「ダントツに集客しているスポーツクラブがしているWeb集客 データに基づいてお伝えします」というセミナー内容をもとに、Web用に再編集してお届けしています~
ご存じですか? リスティング広告からお申し込みに至る数値は1~3%
なぜなら消費者がリスティング広告をクリックしてから問い合わせや申し込みのアクションをする確率は1~3%。アクション数が少なければ少ないほど申し込みの数が少ないばかりか、成果が出るキーワードが何なのかを判断できないのです。(※リスティング広告の広告費は検索エンジンのYahoo!やgoogleに支払われるものですので運用代行をしている弊社の利益になるものではありません。)
広告費3万円でリスティング広告をスタートした場合
広告予算が3万円の場合は300クリック得られることになりますが、さらにこの300クリックのなかから申し込みに至る確率は平均1~3%なのです。3万円の広告費をかけたときに、平均で3~9件の申し込みやお問い合わせのアクション数になるという計算です。
広告費が少ない問題点は、PDCAが回せないこと
500のキーワードを設定して申し込み数が3~9件だった場合は、どのキーワードが適しているのか、あるいは広告文の変更が必要かどうかなど広告の最適化がしにくく、PDCAを回せないことで次の一手を打つアクションが非常に遅くなってしまいます。
まとめ
スポーツクラブ集客におけるリスティング広告広告予算の最低ラインは5~10万円と考え、毎月適切な運用を行えているかどうか、必ず精査しながら進めていきましょう。(廣見)